がらくた置き場

思ったこととか調べたこととか

ADKと仮面ライダーの行く末

そういえばちょっと前に、ADKがベインに買収されるらしいというニュースを見た。
まだまだ一筋縄ではいかないだろうが、おそらく今も交渉が進んでいるところだろう。

ベインキャピタルによる買収は、ADKに何をもたらすのか | ニュース | Campaign Japan 日本

さて、個人的にADKには特に思い入れはないので、別にどうなっても構わない。
電通に象徴されるように、超絶ブラックな側面があった広告業界だが、その要因でもある日本の広告業界の特殊性と閉鎖性が多少なりとも改善するなら寧ろウェルカムである。
(ベインが何をするのかは読みきれないので業界が良くなるかどうかはぶっちゃけ分からないが。)

ただ、気がかりが一つある。それが、仮面ライダーの行く末だ。
自分は仮面ライダーが猛烈に好きで、昭和から平成まで全シリーズ漏らすことなく複数回見ているレベルのファンだ。アマゾンズのためにamazon primeにも加入した。

なぜ気にしているかというと、仮面ライダーは「バンダイ東映ADKテレビ朝日」という4つの企業が密接に関わるIPだからだ。
しかも、仮面ライダーをはじめとする日曜朝の番組編成に、地殻変動とも呼べる改編があった直後にADK買収のニュースときたから気が気じゃない。
テレビ朝日には、戦隊モノ〜プリキュアまでの「ニチアサ」と呼ばれる朝7時半からの時間帯が長らくあったが、10月1日からそれが朝8時半からになり、仮面ライダーは一時間、戦隊モノは二時間、放送時間が後ろにズレたのだ。

この改編が理由で仮面ライダーエグゼイドの最終回が早まった、とか噂されるレベルのこの改編だが、実はとんでもないことが起きているような匂いがするのだ。

まず、先ほどにもちょろっと書いたが、仮面ライダーと戦隊モノには「バンダイ東映ADKテレビ朝日」がそれぞれ関わっている。
そして、番組改編後の仮面ライダーと戦隊モノの裏番組には、「バンダイ東映アニメーション・フジテレビ」が関わるドラゴンボールとワンピースがそれぞれ構えている。
ADKはクレジットには出てこないが、ワンピースの権利を持っていたりもするらしい。

何がとんでもないかというと、なんというかお察しの通りで、テレビ局が違う以外は基本身内同士で同じ時間枠の視聴率争いをするような構図になっているところである。

これについては、それぞれの番組の歴史や、各社の決算資料を読めばなんとなく理解できそうな気がしているものの、時間がなくて自分は見ることができていない。
だから、テレ朝の番組改編が意味する所も、ADKがベインに買収されることの影響範囲も、憶測すらないのが自分の状況なのだが、ファンとしてはなんとなくとても不安になっている今日この頃である。

なんか仮面ライダーについてならブログめっちゃ書けそうな気がしてきた。
今年は仮面ライダー応援の意味も込めて記事を書いてみるか…

小さな仕事にこそ、価値がある(ことがある)

最近思ったこと。

どんな仕事にもほぼ必ずといっていいほど「雑用」のような仕事がある。
例えば、「電話取り」とか「会議室押さえ」とか「印刷」とか。

自分は、そういう仕事はなるべくバイトとか雇ってやって貰う、ということがより重要なことに時間を割くために必要だと思っている。けども、

そういう仕事の感覚を持っていることは重要だと感じている。

例えば、最初は組織の規模が小さくて「会議室取り」は些細な仕事だったかもしれない。

けど、オフィスの規模に対して組織の規模が大きくなってくると段々会議室が足りなくなってくる。段々予定を合わせるのも大変になってくる。

そこで、そういったことは些細な仕事だ、と思い続けていると、「バイトだから仕事の手際が悪い」とか思ってしまいがち。
実はオフィスのレイアウトを変えたり、そもそも移転したりすることが必要だったりするかもしれないのに。

上記はかなりショボい例だが、「自分の現場感覚」が「現在の現場感覚」と同じかどうかは常に意識しておかないと、実は大きな問題を先入観だけでスルーしてしまうことがある。

という自戒を込めた反省。

「なんか、昔はうまくいってたのになぁ」「こんな簡単なことなのになぁ」と思った時に、人材の質が落ちたからだ、アウトソースしたからだ、と短絡的に判断しないようにしたい。
実はそういうところに、改革の種が埋まっていたりする。
(そもそも本当に人材の質が問題なら教育・啓蒙体制を作るのが重要だったりする)

IQOSから考える老害おじさん

IQOSという電子タバコに諸般の事情で乗り換えた時に、ふと老害おじさんについて考えたのでメモ。


まずは老害おじさんにならないために意識すべきことからメモりたい。
けどその前に、自分の考える「老害おじさん」の定義は

1. 話す内容は裏付けがなくてただの感想
2. 自分の体験と感想は100%正しい
3. そして、他の人にも自分と同じ意思決定を強要する
みたいなことを「自分が歳上」とか「自分の立場が上」とかを笠に着てやるタイプの人。


で、そうならないためには、本当当たり前すぎるんだけどこの辺意識したい。

1. 困ったら調べる
2. 裏付けのない情報を鵜呑みにしない
3. 解決策を検討もせずにdisらない
4. 自分と違う価値観もあることをちゃんと理解して受け止める


なんでそう思ったか、という体験については、大体こんな感じ

1. 困ったら調べる:
IQOSマジ吸い終わるまでの時間短すぎてクソだわ〜、って思ってたけど調べてみたら対処法とか正しい吸い方を知らなかっただけで、全然クソじゃなかった。
既に対処法を知ってそうな知人に直接相談したら早かったりもするよね。

2. 裏付けのない情報を鵜呑みにしない:
ググったりTwitter見てたら、「吸える時間が短いのは初期不良か寿命!クソ!」みたいな情報もあったけどクソじゃなかった。
理屈とか情報には常に科学的な裏付け欲しいけど、無理な時は取り返しがつかないものでなければ対処法を試して自分の中で比較検討とか常にしたいよね。

3. 解決策を検討もせずにdisらない:
Twitterとかで「IQOSって吸い終わる時間短いからクソ!」とか言わなくて良かった〜
(自分はそういうこと言うタイプじゃないけど。)

4. 自分と違う価値観もあることをちゃんと理解して受け止める:
「IQOSは美味しくないからクソ!」って情報あったけど全然クソじゃなかった。
ちなみに、自分も美味しくない、と思ってたけど吸い続けてみたら美味しく感じてきた。自分はもう紙には戻れない。(最初から美味しいって人もいるみたいですね。)
紙タバコとは全然違うから、「絶対に紙タバコの方が美味しい!」って人もそりゃあいると思う。


当たり前なんだけど、こういうのを(体感的に)忙しいからってよく調べもせずに、
「自分が良く知ってるもの以外はクソ!それ以外使ってるやつら頭おかしい!紙吸え!!」
みたいになると老害なんだろうなぁ、と思った。


Excelは方眼紙みたいにしてセル結合で形式整える文書作成ツールだろ!セルの大きさ変えて計算式とかいれて楽してんじゃねーよ!次の人が同じもの作る時に大きさとか整えるの大変だろ!」
みたいな老害部長おじさんもきっと同じだと思う。
たぶん、方眼紙みたいに使うと楽だった!っていう経験があるからそのテンプレで提出資料を最終修正したいのに、
若手が出して来たExcelの数式は他の資料にコピペしたら計算壊れたりするし、
そもそも形式も自分のテンプレに合わないからコピペで見栄えも整わないし、
でも効率の良いやり方調べるとかは時間ないし(面倒だし)、
で自分のやり方を強要してやり直させてる的な。


ここで、老害部長おじさんの対処についてもちょっと考えてみると、
そういうおじさんはITリテラシーだけが低くて他のバリューが大きいケースもあって、本当に他のやるべきで忙しかったりもするから、
・最初からダメだしとか部長の修正が入らない完璧なものを出す
・「計算式の方が良い理由」を簡潔に伝える技術を身に付ける
で対処するのが全体最適になるケースが多そう。


まぁ何が言いたいかっていうと、IQOSいいよ。紙タバコの人はお試しあれ。
(合わない人もいると思うし価格も高いので、できるなら一度借りてみるのが良いんだろうなぁと思いますよ。)

著作権の許諾を取れたかどうかは論点じゃない。

ちょっと煽り目のタイトルつけてみた。
最近、フジテレビのとくダネ!が許諾を得ず動画を使用した、と一部で話題になっている。
(状況を知りたい方は下記のまとめをどうぞ。)

【太っ腹】フジテレビ、著作権フリー宣言 - Togetterまとめ


この話題を見て、DeNAあたりのキュレーションサイトがなんで炎上したのかとかのもやもやも含めてなんとなく自分の中で腑に落ちたので、書いておく。


まず、フジテレビやDeNAが炎上したその直接の原因は「法律上著作権の許諾に問題があったから」ではないと思う。
誤解を解くために言うと、法令違反はもちろん問題である。してはならない。
ただ、「法令違反だから炎上した」ということではないということだ。


ちなみに、今回のフジテレビについては「実はちゃんと許諾を取れていたらしい(真偽不明)」とか、DeNAについても「法令上問題があった可能性がある(真偽不明)」とか(筆者の観測範囲内で)ぼやっとした書き方をされている。


話を戻して、じゃあなぜ炎上したのかというと、「企業としての著作権に対するスタンス」が問題視されたのだと思う。


例えば、とくダネ!が使おうとしていたのはTwitterに投稿されてた動画で、これは誰でもリツイートできる。この時に特に許諾は要らない。

これが、法的にどういう扱いになるのかは法に詳しくないので分からないが、仮に「Twitterにアップしたものは著作権フリー(あるいはTwitter社に帰属しててそれでok出てる)状態」だとすると、
「法的に問題無いからじゃあ今回のとくダネ!はokだね!」といって問題視されなくなったら個人的にはもやっとする。

どこにもやっとするかというと、「◯◯時までに嫌と言わないなら使うからね。」というスタンスにもやっとする。
そして、キュレーションについても自分は同じ所にもやっとしていた。


もうちょっと言い換えると、「投稿者や製作者に対するリスペクト」が足りないのが鼻に触る。
本来はオリジナルを生み出した人はリスペクトされるべきだと思うからだ。


とくダネ!だったら、「すごく良い動画(作品)なので使いたいです!ぜひ許諾ください!!恐縮ですが、できれば◯◯時までにお返事いただけると嬉しいです。」みたいな言い方だったら炎上しなかったんじゃないかと自分は思う。

キュレーションサイトの炎上についても、「実際に法令違反だったかどうか」がDeNAの論点になっていた気がするが、叩いている人は「オリジナルの製作者やライターへのリスペクトのなさ」を叩いていたんだと思う。


じゃあ自分がリツイートをする時とかに一々そういう許諾を取るか、と言えばしないんだけども。。。


この辺の線引きは自分でもまだもやっとしてるけど、なんとなく「ビジネスになるかならないか」がラインな気がしている。

「この作品すごい!面白い!みんなも見てみて!!」ってプライベートの口コミ的に引用するのはokだけど、

「これは(稼げる)ネタになる!」と思った企業が、人様の作った作品にタダ乗りしてビジネスにしよう、という魂胆はNG、みたいな感じなのかな。

その稼ぎを製作者にちゃんと還元しろよ!と思うか思わないか。なのかな。

 


なーんかわかんないけどそんな感じ。
みんなおやすみ。

[追記]
そういえば貼り忘れてたけど、ちょうどDeNAの決算発表もありましたね。

DeNA:医療情報サイト「WELQ」の再開断念 - 毎日新聞

キュレーションサイトはあった方が便利だと思う。

ちょっと前に炎上していたキュレーション界隈。
最近界隈が落ち着いてきたのか、新規のキュレーションサイトをいくつか見かけたので持論をメモとして残しておく。

まず、結論としてはキュレーションサイトは個人的には存在していて欲しい。

何故存在していて欲しいかというと、Googleで検索しても未だにクソみたいな情報が混在していて、使える使えないを判断するのに頭を使うのがバカバカしいというのが一点目。

次に、クソじゃない質の良い情報でも、いくつかのサイトに散らばっていたりして物事を正しく把握するのが面倒というのが二点目。

最後に、そもそもネットはニュースとか速報とかで溢れかえっていて、自分の興味があるニュースだけを受動的に収集するのが困難というのが三点目。
(積極的に探せば見つかるが。そもそも速報を知らないと調べるニーズが湧かなかったりもする。)

ここで、自分が欲しいキュレーションサイトの定義をはっきりさせておくと、下記の3点が必須要件となる。

1. 質の良い情報だけが記載されている
2. 質の良い情報が、カテゴリや話題などの基準で整理されている
3. サイト内の情報のコンセプトが、ある程度はっきりしている(受動的に収集できる)

必須じゃないけどあったら嬉しい追加要件としては、下記の一点。
4. 一次情報の場所が明示されている
(情報の出所を把握したいことがあったり、真偽の判断を自分でしたかったりするので)

問題は、「役に立つキュレーションサイト」の存在を未だに見たことがないこと。

年末に燃えたキュレーションサイト群や、最近勃興してる新興キュレーションサイトは、上記の要件を満たしていないというのが自分の認識。
役に立つどころか、クソみたいな情報をネット上に量産しているので、むしろ害悪といってもいいくらい。

個人的には、趣味嗜好と一致するコンセプトで情報を集約してくれていて、質の良い情報を整理してくれているサイトがあれば助かるのだが。。

個人的には、現状は頭良くて整理が上手な人が趣味でやってるブログが、求めてるものに一番近いという結論に至っている。
そして、Google検索がそもそもある意味キュレーションだし、Googleの改善による情報の質の向上に一番期待してるレベルで、今のキュレーション界隈には期待が持てない。

村田マリはじめ、クソキュレーションでも稼げる!という実績を作ってしまった奴らとそいつらを持ち上げた奴らの罪は深い。
作ってしまった健全じゃない一つの世界を、健全な世界に作り変えるくらいのことをして償って欲しいのに雲隠れというのもまた…
ただ、MERYだけは割と頑張ってたと思う。(法遵守はガバガバだったみたいだけど。)

あと、ネットで一次情報を記載してるメディアは多すぎる割に情報に差分が少なくて割とクソ。
なのに、微妙に情報量に差があったりしてムカつく。
速報性重視のとこは知ってる情報を網羅的に書くとことざっくり書くとこが1つずつだけあれば良いので、もっとみんな取材とかインタビューとか独自記事頑張って欲しい。

ちゃんとしたキュレーションサイト、欲しいなぁ。

ヒアリって結局なんなの?

なんか色んなとこでヒアリが見つかってて、どうも結構怖い生き物らしい

ヒアリ 茨城県でも24匹発見 | 2017/7/16(日) 18:23 - Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/pickup/6247152

けど、ヒアリって何?どういう理由で怖いの?とか全然わかってないのでまとめてみた。

まず、wikipedia先生から文章量減らしつつ抜粋するとこんな感じ。

南米大陸原産のアリの一種。世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にも指定されている。
主にアルカロイド系の毒と強力な針を持つが、人間が刺されても死ぬことはまれで、痛み・かゆみ等の軽度の症状や、体質によりアレルギー反応や蕁麻疹等の重い症状が出る場合もある。命の危険があるのは、アレルギー症状の中でも特にアナフィラキシーショックが起きる場合で死亡することもある。そのため殺人アリと呼ばれることもある。

ヒアリ - Wikipedia


なるほど。とりあえず危険そう。

ちなみにアルカロイドっていうのは、本来は植物由来の窒素を含む有機塩基類のことらしいけど、広義には動物毒とかも含むらしい。

アルカロイド - 薬学用語解説 - 日本薬学会

身近な成分だとコーヒーに含まれるカフェインもアルカロイドだとか。(たしかに化学式に窒素いた気がする。)
まぁアルカロイドがなんであれ、刺されたら痛みやかゆみが出る、そして最悪死ぬ、という毒らしい。

じゃあなんでそんな危ない生物日本に来たの?とかどうやって対策するの?って話だけども、細かい話は全部ここが詳しかったのでもう書くのは辞める。

『ヒアリの生物学』でヒアリの生態を知る - クマムシ博士のむしブロ

要は、

1. 侵入経路としてはアメリカから積荷とかと一緒に侵入してきたっぽい。

2. 刺されたら、漂白剤を水で薄めて患部を洗い、虫刺され薬を塗る。
 アナフィラキシーショックが出たら病院に行く。

ということらしい。あと、刺されて死ぬのは14万人に1人の確率らしい。
蜂に刺されるのと、リスクも対処法も同じような感じっぽい。

ただ、上のむしブロによると、人以外への被害も甚大らしいので、日本に定着しないといいなぁ、というのと、いい駆除剤作れればアメリカに売れないかな?と思ったりした。難しいのかな?
(下記はむしブロから抜粋した引用)

ヒアリは広食性で昆虫などの節足動物の他に植物も食べる。
さらに、ヒアリは生まれたばかりの脊椎動物を襲う習性があり、家畜の仔も殺されたり盲目にさせられることがある。また、野生の希少種への影響も懸念される。

他にもヒアリにより不動産や観光地の価値が下がったり、ヒアリが電線をかじるなどして電気系統にダメージが与えられるなど、ヒアリによる被害は広範である。

アメリカではヒアリによる経済損失は年間で50〜60億ドルにも及ぶ。ヒアリはただの「不愉快な生きもの」として片付けられないわけだ。

今1階に住んでて、割と虫の侵入多いから2階以上の部屋に引っ越そうかな…

終身雇用を期待するのって、リスクでしかないよね。

東芝東証2部降格らしい。
www.huffingtonpost.jp

この記事を読んで思ったのは、「やっぱり終身雇用を全ての前提に生きる」のはリスクでしかないな、ってこと。
(かといって、じゃあ全員スタートアップ!は極論だと思うが。。)

「転職とか起業はリスクで、終身雇用で大企業に勤め上げるのが一番無難」という価値観は未だに根強い。
何故この価値観が今の日本において一般的かというと、高度経済成長期の影響が大きいだろう。
実際、当時は終身雇用で大企業に勤め上げることが、一番(リスク・努力と生涯収入の)コスパが良かったのではないだろうか。

高度経済成長期は、すごく雑に言うと「頑張れば頑張っただけ業績が上がる」ということが約束されている大企業が多かった。
一般的には戦後復興が終わったとか、軍事費負担が少なかったとか、人件費が相対的に安かった、とか色々言われているが、

要するに、

メーカーは「とにかく品質の良いものを全力で頑張って作ろう」ということをしていれば成長できた時代だったのだと思う。
で、メーカーが元気であれば広告とかも出したくなるし、土地開発も(これはおそらく戦後からだが)活発になるし、
メーカー業の社員は給料が良くなれば遊びたくなったりエンタメも楽しみたくなったりするし、、、
みたいな正のスパイラルで全体的に元気だったのが高度経済成長期なのではないだろうか。

要は、色んな企業が「頑張れば頑張るほど業績が上がる」時代だったので、ちゃんと頑張れる人を終身雇用で囲っていたんだと思う。
ついでに言うと、ちゃんと頑張れる = 学歴、みたいな考え方(?) で学歴社会ができたり、年功序列の給与体系ができたのもこの辺なのでは。

翻って今はどうかと言うと、日本の企業全体が「頑張れば頑張るほど業績が上がる」時代ではないのは明白である。
また、もっと言うと「大企業であれば業績を維持できる」とも限らない。
東芝の2部降格もそうだし、電通もデジタル広告で不正とか高橋まつりさんとかあったし、JALの再建とかもまだ記憶に新しい。
そんなにおおごとではない気もするが、UFJも今後10年で人減らしていくとか。

そんな時代に「終身雇用を全力で期待して就職する」のは怖くないだろうか。
終身雇用を全力で期待する、というのは、株で言えば一社に全金額突っ込むみたいな感覚が自分にはある。

ただ、じゃあどうすれば良いの?と言われると自分も何が正解かはわからない。
結果として自分も起業はしておらず、普通に大企業に所属している。

ただ、
・「自分の会社に何か起きるかもしれない」と常に認識すること。
・いつでも転職できるようになるべく多くの学びを業務から得ること。
・起業を常に人生の選択肢に入れて考えること。
・起業でなくとも某イケハヤ的な生き方とかも選択肢に入れること。(念のためだが、自分はイケハヤ信者ではない。)
・要は、食い扶持を稼ぐ方法に制約をなるべく設けずに広い視野を持つこと。
あたりは常に意識している。

この辺を意識できているかどうかだけでもだいぶ人生は変わる気がする。
二度目だが、それでも自分も大企業社員である。

「この事業なら勝てる!」とか「この事業のためなら人生賭けても良い!」みたいなことを感じられるビジネスを考えて(あるいは見つけて)、起業に賭けるというのが幸せなのかもしれない。
それで、自分が勤め上げた場合よりも収入増えるのかは分からないが。(そもそも出世できてたの?とかも影響してくるしね。)
ただ、社内で何もできず、有利な転職もできずにただただ給料下げられる、みたいな状況が一番辛いと思う。

この辺の話、なんとなくモヤモヤしたものが学生の頃からずっとあり、
自分が大学院進学を取り止めたのもこの辺の感覚が主な理由だった。

なんとなく、「あの時このモヤモヤがなければ、大学院を卒業して東芝の研究職が一番可能性高かったなぁ。」と思ったので投稿してみた。