目的と目標と計画
社会人になって最初にぶち当たる壁が「目標設定」。
今思えば、自分が間違っていたのだが、よく「目標を設定してくれ」とか「結局数字でいうと目標はどこなの?」とか言われていた。
そして、いざ数字で目標を設定すると「低すぎる」とか「この数字で結局何をしたいんだ?」と言われることが多かった。
たぶん似たような指摘をしたことがある人も、されてる人もそこそこ社会に多いと思うのだが、個人的にこのあたりの認識は「日本語のシソーラスを揃えること」で解決できる気がする。
具体的には、
・トップダウン的に「あるべき姿・なりたい姿」を定義したのが目的
・トップダウンの目的をブレイクダウンして、「あるべき姿・なりたい姿をいつまでにどういうペースで達成するのか」を定義したのが目標
・ボトムアップから「目標達成のためのアクションプラン・KPI」を定義したのが計画
という認識で、常に3つをセットで準備するようにすれば間違いない気がしている。
単に、「目標設定しておいて!」と言われた時の自分の認識が、「真ん中のものを用意すれば良い」と思っていたのが間違いで、本来は目標はそれ単品では意味がないので3つ出せばよかっただけの話だと思っている。
自分としては、「目標設定とか結局どうすればいいんだ!」と思いながら新卒時代から漫然と過ごしていたが、気づけば最近そのようなことを言われなくなった。
そして、自分も他のメンバーに対して似たようなことを指摘せねばならない段になって、ようやく言語化できて腑に落ちた。
未だに「目標を立てる」という行為は難しく、よく悩むので整理用のメモ。
(目標、というワードを広い意味で使いすぎなのかもしれないという反省も含む。)